育児の経験を活かした再就職
看護師として幼い子供を育てながら働き続けることの出来る現場は少ないでしょう。
そのため子供ができた時点で、退職せざるを得ない人は多いようです。
しかし育児が落ち着いた後に、「看護師の資格を活用して働きたい」と思って、再就職したい人も多くなっています。
また地方自治体や病院が看護師の再就職支援を行うようになってきており、ブランク後の再就職を後押ししています。
他の業種でも同じですが、医療系でも働きやすい職場を選ぼうとすると、競争が激しくなっています。
志望する看護師が多いときには、書類選考の内容から重要視されるため、志望動機の伝え方一つで採用の可否が大きく左右されます。
志望動機はいかにして、他の応募者と差をつけるかを考えることが大切です。
パターンとして多い傾向にあることが、「育児を行ってきて、働ける時間が出来たからまた社会に貢献したい」という形式のものです。
表現の仕方は人それぞれで工夫が出来るものの、このストーリーだけでは不十分だと考えた方が良いです。
なぜならば他の再就職を目指す応募者も同じような動機ですので、雇用側も同じ動機ばかりでは特に目に留まらない可能性が高まるからです。
プラスαとして、育児中に医療について経験したことや考えたこと、育児で退職する前から考えてきたキャリア構築について述べたりすると印象が深まるでしょう。
競争の激しい職場を目指すときには、他の応募者とは異なる医療への視点を志望動機に盛り込めることが出来れば、採用される可能性が高まります。
